擴張スケルトン (プロジェクト Bento)
注意: プロジェクト Bento は Second Life のアバタースケルトンに變更を加えるため、プロジェクト Bento リリース候補ビューアを實行していない住人には、一部のアバター (特に、プロジェクト Bento で使用可能な新しいジョイント、骨およびアニメーションを使うアバター) が變形して見えたり、「かたまり」のように見えたりします。 これはリリース候補の期間中に生じる現象であり、プロジェクト Bento のリリース候補段階が終了すれば、解決されます。 リリース候補のビューアを實行していてもアバターの變形が認められる場合は、アバターを右クリックし、「スケルトンをリセット」を選擇して、アバターのスケルトンの表示をリセットできます。この操作でスケルトンがリセットされるのは操作したユーザーに對してだけで、エリア (變形したアバターが存在するエリア) 內の他の住人へのスケルトンの表示には影響しません。 |
プロジェクト Bento とは?
プロジェクト Bento は既存のアバタースケルトンに多數の新しい骨、ジョイントおよび裝著先を追加する擴張機能です。これらの新しい骨は、リギングやアニメーションをサポートし、Second Life で現在利用できるものよりもさらに廣範圍のアバターの身體の種類、顏の表情を使用する機會を提供します。
「クラシック」 (デフォルト) Second Life アバターはプロジェクト Bento の導入によって變わることはなく、アバタースケルトンの既存のジョイントが變更されることもありません。つまり、既存のアバターとアタッチメントは引き続き設計されているとおりに機能するため、更新する必要はありません。ただし、新しいメッシュアバターとメッシュアタッチメントにより、新しいジョイントと裝著先をフルに利用できます。
https://www.youtube.com/watch?v=phKkl4y5otc
新しい骨、ジョイントおよび裝著先
新しい骨と裝著先の詳細なリストは、Second Life Wiki のProject Bento Skeleton Guide (プロジェクト Bento スケルトンガイド)に揭載されています。
新しい骨と裝著先の概要は次のとおりです。
- 新しい四肢の骨 - 羽根、追加の腕、追加の足用。
- 尾骨 - アバターのアニメーションに尾を追加します。
- 新しい手の骨 - 手のアニメーションをより精密にコントロール。
- 新しい顏の骨 - 複雑な顏の表情、動く耳やアンテナ用
- 新しい裝著先 - 新しい骨に関連。新しい四肢を裝著します!
プロジェクト Bento を始めよう
使用を開始するには、Second Life Wiki の Alternate Viewers (代替ビューワ)ページからプロジェクト Bento リリース候補ビューワをダウンロードして、インストールする必要があります。
Third-Party Viewer (サードパーティビューワ)によるプロジェクト Bento のサポートはプロジェクト Bento がリリース候補期間を終了して、完全にリリースされるまで利用できません。
インストールしたら、Second Life にログインして、擴張アバタースケルトンでコンテンツをアップロードしてテストします。
ヒント: 「開発」メニューで新しいオプション、開発 > アバター > 骨を表示を使用すれば、アバターの骨を Second Life ビューワで表示できます。 |
プロジェクト Bento 用のコンテンツの作成
プロジェクト Bento のコンテンツ作成はリグ付きメッシュコンテンツの最新プロセスに非常によく似ていますが、多數のジョイントを追加する場合に、いくつか新しい制限と違いがあります:
メッシュコンテンツの作成
Second Life のすべてのメッシュコンテンツと同樣に、プロジェクト Bento 用のメッシュは Maya や Blender など外部モデリングプログラムで作成する必要があります。これらのメッシュは、Second Life にアップロードするための Collada (.dae) ファイルとしてエクスポートする必要があります。
メッシュはアバタースケルトンの任意の骨またはコリジョンボリュームにリグ付けできますが、裝著先にはリグ付けできません。メッシュは最大 110 ジョイントにリグ付けできますが、これは新しい擴張メッシュアバターのジョイントの合計數よりも少ないため、使用するメッシュが實際に重み付けしているよりも多くのジョイントをリストしないようにしてください。110 以上のジョイントをリグ付けする必要がある場合、1 つ以上のピースで各ピースが制限を超えないようにモデルを作成する必要があります。
メッシュには、アバターの形狀を變更するために、含まれるジョイント位置オーバーライドの一部または全部を含めることができます。ジョイント位置オーバーライドが異なる複數のメッシュを裝著している場合、ジョイントオフセットの值を提供するために 1 つのメッシュだけが選擇されます。競合を最小限に抑えるために、各メッシュで定義するジョイント位置オーバーライドは必要な數だけにしてください。
アップロードするときに、利用可能なスキンの重さとジョイント位置オーバーライドをアップロードしたメッシュに適用するかを選擇できます。スキンの重さまたはジョイント位置オーバーライドの情報が見つからないか、無效な場合、これらのオプションは無視されます。
アニメーションの作成
プロジェクト Bento での新しいスケルトンのアニメーションの作成は、既存のアバターのアニメーションの作成プロセスと似ていますが、より多くのジョイントといくつかの制限があります。
- アニメーションは、.bvh または .anim 形式でアップロードできます
- アニメーションは、"avatar_skeleton.xml" で定義されている認識されたアバタージョイントと裝著先にのみ適用できます。メッシュオーバーライドの場合を除き、裝著先は變更しないことをお勸めします。そうすれば、リグのないアタッチメントが予測通りに動作します。
- アップロードしたアニメーションの合計サイズが 120 KB を超えてはなりません
Second Life のアニメーションの作成とアップロードについて詳しくは、ナレッジベースの記事およびコミュニティで維持されている Wiki ページのアニメーションの作成方法を參照してください。
よくある質問 (FAQ)
新しいジョイントを使うには何が必要ですか?
プロジェクト Bento は現在、メインの Second Life グリッド (アグニ) でプロジェクト Bento リリース候補ビューワを使用して利用できます。
どんな種類のコンテンツで新しいジョイントを利用できますか?
メッシュアバターとメッシュアタッチメントで新しいジョイントを利用でき、新規にアップロードしたアニメーションでこれらを動かせます。
クラシック (メッシュなし) アバターを使用しているのですが、新しいジョイントを使用できますか?
クラシックアバター自體は新しいジョイントを使用しませんが、ジョイントはアタッチメントによって使用できます。つまり、クラシックアバターでは、四肢をすばやく伸ばしたり、複雑な顏のアニメーションを使用することはできませんが、羽根、尾、また動くマスクなどの新しいジョイントとアニメーションを使用するメッシュベースのアタッチメントを裝著できます。
プロジェクト Bento は古いコンテンツにどんな影響を與えますか?
プロジェクト Bento は Second Life の既存のコンテンツに影響を與えることはありません。既存のアバターやアニメーションは引き続き設計されたとおりに機能します。
プロジェクト Bento のシステム要件を教えて下さい
一部の古いグラフィックスカードやドライバでは、數の增えたジョイントをスムーズに表示できない場合があり、その結果フレームレートが落ちることがあります。できれば、OS またはドライバを最新バージョンにアップグレードしてください。
プロジェクト Bento に関する詳細情報
クリエーションフォーラムのディスカッションを參考にするか、Second Life の最初のお知らせブログをお読みください。
プロジェクト Bento をテストしてフィードバックを提供する方法については、Second Life Wiki のプロジェクト Bento のテストを參照してください。
プロジェクト Bento で導入される新しい骨と裝著先の詳細なリストは、Second Life Wiki のBento Skeleton Guide (Bento スケルトンガイド)に揭載されています。
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